コーヒーのお味はいかが?

「好きだよ、結可。俺には、結可だけだから」


そう言うと、湊は覆い被さるように抱き締めた。

湊の温もりに包まれて、心が満たされていく。


「不安にさせないように、気を付けるよ」

「ごめんなさい」


あたしの言葉に、湊は首を横に振る。


「ううん。言ってくれて、嬉しかった。だから、これからも言って。俺、女心とかよくわかんねぇから」

「ありがとう。その代わり、湊も何かあったら言ってね?」

「じゃ・・・」


湊はゆっくりと離れると、真っ直ぐに瞳を見つめる。


「キス、していい?」


そんなこと、一々聞かないでよ。

鏡を見なくても、わかる。

今、あたしは赤面してる。