コーヒーのお味はいかが?

「ダメかな?」

「いいんですか?疲れてるのに」

「いいよ。それに誘ってるの、俺なんだけど」


さっきから、その反則的な笑顔、ズルすぎる。


「あの、じゃ、お願いします」


そして、桐原先生の車で送られることになった。

電車で、10分の距離。

車はあっという間に目的の場所へと着く。


「ホントに、ここで良いの?」


指定したのは、自宅から徒歩1、2分のコンビニ。


「はい。家、あそこなんで」


あたしは、自宅マンションを指差す。


「俺、こっち」


そう言うと、道路向かいにあるマンションを指差す。

流石、お医者様。

見上げるほどの高さのマンションに、呆気に取られる。