彼は痕を付けるような人ではなかったのに、今日は鎖骨あたりからお腹まで真っ赤になるほど付けてきた。



「いれていい?」

「うんっ」



あんなことを言われても、それを考えられないくらいやっぱり気持ちいい。


時々、彼に愛されたらどれほど幸せなんだろうと考えていた。