強がりな私の日々

ー数時間後

時計を見るともう5時だ。3時間も寝ていた。
ガチャ、ドアが開いた。

海翔「夢菜、荷物持って来たよー」

「あっ、ありがと。美香さん?」

美香「時間あったから一緒に来ちゃった。ナムルちゃんは任せて。前にも預かったこともあるし」

「ありがとうございます。」

海翔「熱また上がったんだって?兄ちゃんに聞いたよ。」

「うん」

美香「色々疲れが出ちゃったんだね。気使うことや覚えることもたくさんだったしね。1回ゆっくり休みな。」

「ありがとうございます。」

みんなにバレてる笑 嫌だけど、いい機会だから休もう。みんな優しいなぁ。

海翔「起きてからもう一回体温測った?」

「測ってない。」

海翔に机にある体温計を渡してくれて体温を測った。37.6℃だ。良かった。上がってない。

海翔「上がんないといいね。そしたら今日はもう帰る。またすぐ来るから」

「ありがとう」

美香「ゆっくり休んでね、私もまた来れたら来るね。」

2人が帰り、ご飯まで荷物を整理してゆっくりした。

ガチャ、ドアが開いた。配膳だけかと思ったら後ろに奏翔さんがいる。

奏翔「体調どう?」

「変わんないです」

奏翔「食べれる?」

奏翔さん、きっと食べないと思ったから来たんだ。食欲ないし、食べたくない。

「無理です。」

奏翔「全部はいいよ。薬飲んでほしいから少しでも」

「じゃあ、サラダだけ」

奏翔「分かった。」

サラダを食べ、鉄剤、頭痛薬、発作の予防薬を飲んだ。
単語帳を見たりipadで本を読んで過ごしたりして寝るまでを過ごした。体調がさらに悪くなると良くないので集中力が必要な課題はしないで過ごした。課題は元気な日にしようと思う。