祐「妃夏、落ち着いてお話しようね」

妃夏「うん」

祐「今妃夏は、歯医者に行くのが苦しくて嫌なんだよね?」

妃夏「うん、そう」

祐「じゃあ、歯磨きはどんな感じ?」

妃夏「こないだまでは、奥歯を磨くとおえってなったけど、今日は普通に奥歯より手前を磨いてたらおえってなった」

祐「ん〜…そっか。」

妃夏「もう歯磨きすらも怖い…(泣)」

祐「妃夏。大丈夫。落ち着こう?泣くと苦しくなっちゃうよ」

祐「とりあえず対策を考えよう。歯磨きも苦しいんだよね?でも、歯磨きはしないと虫歯になっちゃうから、少しずつ克服してこう。前までちゃんとできてたから大丈夫。絶対できるよ。少しずつでいいからお兄ちゃんと一緒に頑張ろう。ね?」

妃夏「・・・」

祐「ひ〜な。大丈夫。お兄ちゃんそんな厳しいことしないよ。でも、のちのち妃夏が虫歯で苦しむのは嫌だから、少しずつできるようにお兄ちゃんも頑張る。だから一緒に頑張ろう?(優しく頭を撫でる)」

妃夏「…うん」

祐「よし、いい子だ。じゃあ今日はもう疲れちゃったと思うからもう寝ようね」

妃夏「うん。おやすみ」

祐「おやすみ」