次の日


裕「妃夏、おいで」

妃夏「(ゆっくり診察台に近づく)」

裕「大丈夫だよ?(軽く抱きしめてあげる)」

妃夏「(過呼吸になりかけている)」

裕「大丈夫大丈夫。苦しいね。ゆっくり呼吸しよう。お鼻で吸ってお口で吐いてごらん」

妃夏「スーハースーハースー…ハー…スー……ハー……」

裕「上手だね。今日お兄ちゃんミラー入れないで検診してあげるから、妃夏はあーんしてるだけでいいよ。お口に何も入れないからね。大丈夫だよ。苦しくないよ」

妃夏「うん」