1.〜彼の存在〜

桜も枯れ、もう新しい学校に慣れてきて、親友の楓(かえで)と楽しい、中学校生活をすごし 充実した日々に居心地の良さを感じでいる私沙羅は

1つまだ悩みがある。

それは、彼氏がいなこと。まぁそりゃあ?顔も振り返るほどの美少女じゃないけど、小柄な見た目だし?でも彼氏が欲しいのである。

いつかは現れるはず!
「まーた言ってる。いい加減その夢のような話聞き飽きたわ」