エレベーターで1階まで降り、ビルの玄関口を出る。
するとちょうど道路を挟んで向かいの歩道に、間野さんの姿を見つけた。
心臓がドキドキする。
私って……
間野さんを好きなのかな。
そうだとしたら、社会人になって初めての恋です。
学生の時は、なんとか時間を作っては、相手に近づいてアプローチしてたけど、社会人の、しかも同じ会社の同じ営業部の人を好きって、どんな風に攻めるんでしょうかね。
新人の強みで、やたら仕事の事を聞くとか?
帰りに飲みの誘うとか?
「ダメだ。これじゃあ、仕事ができなくなる。」
私は昨日の書店へと、急いだ。
ハイヒールの音をさせ、サラリーマンやOLさんの流れとは逆行しながら、書店へと入る。
急いでカウンターへと、向かった。
「すみません。東洋出版の者ですが。矢田さん、いらっしゃいますか?」
「ああ……」
その人は、なんだか浮かない顔で、矢田さんを呼びに行った。
するとちょうど道路を挟んで向かいの歩道に、間野さんの姿を見つけた。
心臓がドキドキする。
私って……
間野さんを好きなのかな。
そうだとしたら、社会人になって初めての恋です。
学生の時は、なんとか時間を作っては、相手に近づいてアプローチしてたけど、社会人の、しかも同じ会社の同じ営業部の人を好きって、どんな風に攻めるんでしょうかね。
新人の強みで、やたら仕事の事を聞くとか?
帰りに飲みの誘うとか?
「ダメだ。これじゃあ、仕事ができなくなる。」
私は昨日の書店へと、急いだ。
ハイヒールの音をさせ、サラリーマンやOLさんの流れとは逆行しながら、書店へと入る。
急いでカウンターへと、向かった。
「すみません。東洋出版の者ですが。矢田さん、いらっしゃいますか?」
「ああ……」
その人は、なんだか浮かない顔で、矢田さんを呼びに行った。



