神橋封摩 転校初日、ドキドキしながらクラスのドアの前に立ち先生の声をいやいや待っている、うぅ、なんだかんだ言ってやっぱ緊張するなぁ俺こうゆうの慣れてないからなぁ・・・前の学校にもどりたいな~そんな気持ちの彼はついに呼ばれる。

「どうぞはいってくださ~い神橋さん」

あぁ、はい と言いながら重い足を動かすと同時に彼に視線が行く、 うわ、やっぱり視線が痛いな~と思いつつ先生に言われたように挨拶をする。
「神橋封摩です。えっと~とりあえずよろしくお願いします」

挨拶を終え
「じゃ、あの空いてる席にすわってください」
先生に指定された真ん中後ろの席につく、とりあえず「よろしく」と、横の席の女子に声をかけてみる
向こうはやわらかい笑みを浮かべ「よろしく、名前は未道孤乃花 このかって呼んで」と返してくれた、

それと・・・「封摩くん、今日の夜は気をつけてね外にでないほうがいいかも・・」と言ったこの意味はなんなんだ?気になる、夜?なんかあったかなそんなことを考えていると
近くの席の人達も声をかけてきた。

「俺、砂塵優希斗よろしく~」

「俺は、海 凍園海だ よろしくな」

「私、迂流魅羽っていうんだ みうって呼んでね♪」   朝のホームルームが終わり

まぁこんなもんだろ、早く名前覚えなきゃな~ 次はさしずめ質問タイムだろ?めんどくせぇなぁどうやって乗り切るかなぁ いっそのこと逃げるか! そんなことを窓を見ながら考えていると窓際の席の子が目につく、「なんなんだあいつ・・・」とぼそっとつぶやく すると聞こえてたのだろうか?優希斗が答えた「あぁ、あれは填放由依だよ」それに続けて海が喋る「どうしたんだ?まさかあいつの事が気になるとか!?だいたいにしてあいつ特にしゃべらないんだよな、会話しようとしても続かなかったんだぜ、やめとけやめとけ」優希斗が横で「たしかにそんなんだね」と相槌をうっている

「ふーん、そうなんだ気になるっていうかなぁ・・・浮いてるように見えんのかな?」俺は気になるのかあいつ、填放の事が・・・


「おい!そこの、転校生も混じってるじゃねえか名前は神橋か、おぼえておくぞ~目~つけとくからなだいたいにしてなお前ら受験が近いのわかってんのか?無駄話ばかりしてると落ちるぞお前ら」先生に説教されて填法の話はおわった・・・