神様は私を愛しすぎです!

青い蝶の柄の美しい着物に、紬は着物とアマテラスを交互に見つめる。アマテラスは頰を赤くしながら言った。

「……この前のお詫びだ。この前はすまなかった。嫉妬に駆られて怖がらせてしまって」

トクン、と優しい鼓動が紬に伝わる。嬉しくて、幸せで、とても温かい。紬の口も動いた。

「私の方こそ、申し訳ありませんでした。アマテラス様にひどいことを言ってしまいました」

すると、アマテラスは紬の顎を優しく持ち上げる。その表情は意地悪をする時のものだった。

「なら、キス百回で仲直りしようか?」

「……はい」

何度も唇が触れ、室内にはリップ音が響いていく。恥ずかしいと紬は思いながらも、久しぶりのアマテラスの体温に身を委ねていた。

そしてアマテラスは宣言通り、百回キスをした。と言っても、紬は胸を高鳴らせていて本当に百回もキスをしたとは知らないが。

「紬、こっちに来い」

キスをし終えた後、紬はアマテラスに優しく抱きしめられる。紬はアマテラスの胸に顔をすり寄せた。アマテラスは、頰を赤くしながら微笑む。