神様は私を愛しすぎです!

アマテラスに腕を掴まれ、紬は身動きが取れなくなる。逃げようと抵抗すると、「そういう抵抗は男を煽るだけなんだぞ?」とキスされた。

「んんッ……!!」

何度もキスをされ、紬の頭はクラクラし始める。唇をただ重ねるだけではなく、互いの舌も絡め合うため息が普段するキスよりもたない。

スルリと音がして、紬はとろけた意識を現実に引き戻す。アマテラスが紬の袴に手をかけていた。それに気付いて顔を赤くした紬に、アマテラスはニヤリと笑う。

「紬が脱がないのなら、俺が脱がせてもいいということだろ?」

「……ッ!わ、わかりました!!着替えます!!」

紬がそう言うと、アマテラスは紬を離してくれた。紬は隣の部屋で巫女衣装から着物に着替える。着物は、アマテラスとお付き合いが始まった頃から何度も着ているため、すっかり着方を覚えた。

「着替え終わりました……」

紬がそう言ってアマテラスに着物姿を見せると、アマテラスは優しく微笑みながら紬に触れた。