あたし、この人が好きなんだなぁ。 その大きな手が、あたしの震える身体をなだめるように頭をポンポンと撫でてくれる。 小さな子供をあやすのと同じ、完全に子供扱いだけど。 でも、そんな陽斗くんが好きなんだとしみじみと感じてしまう。 「陽斗くん、あたし……」 「ん?なぁに、さっちゃん」 「あの、」 「……ん?」 「あのね、」 「……ん?」 「あたし、陽斗くんのことが好き」