「いいぜ!ただし、やり方を少し変えるけどな!?」
あたしを殴ると、あたしに寄りかかっているあつこちゃんの頭をつかむ。
「起きろ!!」
パン!
「きゃあ!?」
平手打ちで起こされるあっちゃん。
「やめて!!乱暴しないで!!」
かばいながら止めに入る。
「あ、痛い?なに??」
焦点の合わない目をパチパチさせるあっちゃん。
そんな彼女と目が合う。
「瑠華姉!!」
あたしに気づいて笑顔になるが、
「あ!?永山グレイト!!?」
クズに気づくと笑顔が消えた。
「なんで永山グレイトが!?ここどこ!?う!?なんでしばられてるの!?」
「落ち着いて、あっちゃん!」
「そうだあたし!コンビニの帰りに襲われて・・・さらわれた!?」
事態を理解したあっちゃんが叫ぶ。
「あたしと瑠華姉を誘拐したのね!?」
「だったらなんだよ!?」
「外道!卑怯者!負け組!」
「チッ!」
手を振り上げるクズを見て、素早くあっちゃんの顔の前に顔をつき出す。
バキン!
「あぐ!?」
「瑠華姉ぇ!!?」
「邪魔すんな、瑠華!?」
「なぐりたいならあたしにしろ!亜都子に手を出すな!!」
メンチを切りながら言えば、クズは再度舌打ちをする。
「いいぜ~小娘の前で、プレイしてやるよ!!」
そう叫ぶと、片手をあげるグレイト。
その合図で、仲間3人が動く。
「やめて!瑠華姉に、なにするの!!?」
「あっちゃん!」
一人はあたしからあっちゃんを引き離す。
残り二人が、あたしを両わきからそれぞれ押さえつける。
「よく見てろ速水亜都子!これがお前の大好きな鳴海瑠華のエロい本性だっ!!」
そんな声と共に、服を引き裂く音と、あっちゃんの悲鳴があがった。


