彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「いいぜ!ただし、やり方を少し変えるけどな!?」



あたしを殴ると、あたしに寄りかかっているあつこちゃんの頭をつかむ。





「起きろ!!」


パン!


「きゃあ!?」





平手打ちで起こされるあっちゃん。





「やめて!!乱暴しないで!!」





かばいながら止めに入る。





「あ、痛い?なに??」





焦点の合わない目をパチパチさせるあっちゃん。

そんな彼女と目が合う。





「瑠華姉!!」





あたしに気づいて笑顔になるが、





「あ!?永山グレイト!!?」





クズに気づくと笑顔が消えた。





「なんで永山グレイトが!?ここどこ!?う!?なんでしばられてるの!?」

「落ち着いて、あっちゃん!」

「そうだあたし!コンビニの帰りに襲われて・・・さらわれた!?」





事態を理解したあっちゃんが叫ぶ。





「あたしと瑠華姉を誘拐したのね!?」

「だったらなんだよ!?」

「外道!卑怯者!負け組!」

「チッ!」





手を振り上げるクズを見て、素早くあっちゃんの顔の前に顔をつき出す。





バキン!


「あぐ!?」

「瑠華姉ぇ!!?」

「邪魔すんな、瑠華!?」

「なぐりたいならあたしにしろ!亜都子に手を出すな!!」





メンチを切りながら言えば、クズは再度舌打ちをする。





「いいぜ~小娘の前で、プレイしてやるよ!!」





そう叫ぶと、片手をあげるグレイト。

その合図で、仲間3人が動く。





「やめて!瑠華姉に、なにするの!!?」

「あっちゃん!」





一人はあたしからあっちゃんを引き離す。

残り二人が、あたしを両わきからそれぞれ押さえつける。





「よく見てろ速水亜都子!これがお前の大好きな鳴海瑠華のエロい本性だっ!!」





そんな声と共に、服を引き裂く音と、あっちゃんの悲鳴があがった。