「それ会話成立してるかい、4代目さん!?」
「たぶん。」
「自信ないのかーい!?」
「つーか、オメーもなんかしゃべれやコラ!!」
ギュウオオン!
速水くんに返事するかわりに、スピードをあげるヘルメットマンさん
「って!こらまてー!?」
「トーク拒否かよ!」
2人がツッコミを入れてる間に、あっという間に車間距離以上の距離ができる。
さすがにマズイと感じたので、コンタクトを試みる。
「すみません!怒ってますか!?」
不安になって聞けば、右手を私の手に重ねる。
ポン!
「え?」
なにか渡される。
(・・・アメ?)
またアメをくれた。
駄菓子屋さんで10円で売ってる大粒のあめ玉。
(アメをくれるって、まるでヤマトみたいな・・・食べろってこと?)
〔★遠回しに、黙れと言われていた★〕
「あ・・・ありがとうございます。」
お礼を述べて、口の中に残っているためをかみ砕く。
それを飲み込みながら、新たにもらったアメの包みを開封して口に入れた。
その動きにあわせて、左に曲がるバイク。
一緒に身体を傾けた時、視界にうつる建物に近づいていっていることに気づく
(―――――――まさか・・・・?)
肩越しに地図を見る。
赤い点は止まっていた。
「あの建物ですか!?」
思ったまま口に出す。
返事代わりに、ヘルメットマンさんは、さらに建物に迫る。
(間違いない!動きを止めた点滅といい、ヘルメットマンさんの進行方向を考えれば――――――――あそこにるかさん達がいる!あの建物ですね!?)
「瑠華さん、待っててください!今助けにいきます・・・!!」
口の中のアメを再びかみくだいて飲み込む。
甘酸っぱさで頭がさえる。
リフレッシュしたところで、戦闘モードへと切り替えた。


