〈はあ!?なんだよ・・・!?〉
〈警察だ!〉
その言葉は、リモート中の俺に、全員の耳に届いた。
「警察?」
聞き返した瞬間。
〈動くな!警察だ!〉
〈そのまま、そのまま!わしら警察だぞ!〉
〈警察だ!許可なく動くな!なにもさわるな!〉
すべての画面から警察の単語が飛び出してきた。
「な、なんだこれ!?」
(どうなってる!?)
店に警察が踏み込んできたのだと理解する。
〈そこ!タブレットにさわるな!よこしなさい!こっちに来い!〉
〈離せよ!触んな!〉
〈逃げるな!警察相手に逃げられると思うなよ!〉
〈この野郎!クソッタレ!〉
〈抵抗するな!罪が重くなるぞ!〉
〈嘘だろう!?ちくしょう!〉
次々と目の前で、いかつい大人達に拘束されていく奴隷・・・部下達
「グ、グレイト!やばくない!?」
俺の膝の上にいたさやかが、動揺しながらそう言った時だった。
「消してください!」
その声に合わせ、テレビ電話が切れる。
「美涼!?」
切れたと言うよりも、切ったが正しい。
俺の電話を、あいつが切りやがった。
「なんでサツが!?神城か!?」
「もっと子供かもしれません!」
「なんだと!?」
騒然とする周囲をよそに、美涼が俺に服を手渡す。
「着てください。詳しい話はこちらで。」
「グレートをどこに連れて行く気よ!?」
「一緒に状況を調べてくるだけです。」
「あたしも行く!」
美涼の答えに、さやかが叫ぶ。
「あたしも一緒に行く置いてかないで!」
俺の腕にしがみついてくる。
そんなさやかを、うぜぇと思った時、美涼が言った。


