彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




楽しくパリポしてた。



「グレイト最高~!」

「これが1日の売り上げ!?」

「さすがグレートさん!」

「当然だろう~?」



ベッドに広げた札の海の中で、男も女も泳いでる。

みんな裸でたわむれ、欲望のままに、抱き合っている。

俺の膝の上にも、すっ裸の小村さやかが寝転んでいる。



「ねぇグレイト~都司子の奴、鳴海瑠華を連れてくるかなぁ~」

「連れてくるだろう、あのビビり方なら~!」

「迫真の演技だったでしょー?」

「まあな。」

「じゃあさ、ご褒美ちょうだいよ~瑠華ちゃんの呼び出し料!」

「マジで金が大好きな女だな~!?」

「え~好きなのはグレイトだって!」

「ハハハ!知ってんだよ!しかたねぇーなぁー!札の海から、拾えるだけ拾え!それがご褒美だ!」

「マジ?やった!」

「さやかばっかりズルい!」

「あたしらもご褒美下さいよ~」



さやかが連れてきた女2人が両脇にはべる。

それを見て、さやかが札から目を離す。



「おい!人の男に色目使うなよ!」

「こらこらケンカすんな!順番に可愛がってやるからよ~」



カラのグラスを持てば、別の女がシャンパンをそそぐ。

他の奴らも、キャビア缶を開け、ワインを開け、中にはハーブを始めるやつも出てきた。

このバカ騒ぎが楽しい。



「さやか、金取りすぎじゃねぇ~?」

「グレイトは良いって言ったよ!ねぇ、ぐれーとぉー!?」

「おうおう好きにしろ。それで満足か?」

「うん!グレイト大好き!」



札を両手で抱えてキスしてくるあたりがガキだと思うが、悪くない。

若い体は大好きだ。

けど、さやかは他の手下に払い下げして、新しい女子高生の女と入れ替えるか。

今、さやかがかき集めてる金が手切れ金っことにすればいい。

好きなだけ金をつかんださやかが、色目を使いながら俺の方に戻ってくる。



「ねぇ、グレイト~そろそろ良いことしよう~」

「その前に、仕事だ。」



元カノ予定の女を押しのけ、タブレットを手に取る。

店のトップを務める俺の仕事は、1日数回、各店舗に定期連絡をする。

客の入り具合と、売り明けを確認するためだ。