「では、つなぐとヤマトは、予定通りFelicita(フェリチータ)に帰ってください。」
「うははは!凛は!?」
「GREAT STAGEの逮捕を見届けてから帰ります。」
「りょーかーい♪」
「承知しました、我が君。ご武運を。」
そこで2人とのリモート終了。
「チームワークいいな、オメーら?」
「え?瑞希お兄ちゃん達の方がいいですよ?」
「いや、凛は俺らより上手くやってるぞ?」
「そうそう♪いい4代目だぜ、凛たん?」
「自信持っていいぞ、凛!」
「あ・・・・・ありがとうございます。」
正直、自分の恋に一生懸命で、きちんと出来てる感覚はなかったけど――――――
「瑞希お兄ちゃんにそう言って頂けるのなら、自信にしていきたいと思います・・・!」
「凛・・・!」
「凛たん、俺は?」
「あ!?れ、烈司さんもです!はい!」
「もぉ~あいかわらず、瑞希しか見てねぇーのな?別にいいけどよぉ~」
フーと煙を吐いて、タバコを携帯灰皿にしまうと烈司さんは言った。
「そんじゃ、そろそろ移動しようか?」
「そうだな。めんどうは、さっさと終わらせるに限る。行くぞ、凛。」
「あ、はい!わかりました!」
「凛、乗れ。」
単車にまたがると、後部座席をポンポンしてくださる瑞希お兄ちゃん。
「はい、ただ今!」
好きな人の後ろに乗れるのが、呼ばれたのが嬉しくて、一目散に向かう。
私が瑞希お兄ちゃんのバイクに乗ったところで、2輪車は動き出す。
そんな私達に並ぶようにして、烈司さんもエンジンをふかせる。
面会するのは埼玉県警だけじゃないのである。


