彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「では、つなぐとヤマトは、予定通りFelicita(フェリチータ)に帰ってください。」

「うははは!凛は!?」

「GREAT STAGEの逮捕を見届けてから帰ります。」

「りょーかーい♪」

「承知しました、我が君。ご武運を。」



そこで2人とのリモート終了。



「チームワークいいな、オメーら?」

「え?瑞希お兄ちゃん達の方がいいですよ?」

「いや、凛は俺らより上手くやってるぞ?」

「そうそう♪いい4代目だぜ、凛たん?」

「自信持っていいぞ、凛!」

「あ・・・・・ありがとうございます。」



正直、自分の恋に一生懸命で、きちんと出来てる感覚はなかったけど――――――



「瑞希お兄ちゃんにそう言って頂けるのなら、自信にしていきたいと思います・・・!」

「凛・・・!」

「凛たん、俺は?」

「あ!?れ、烈司さんもです!はい!」

「もぉ~あいかわらず、瑞希しか見てねぇーのな?別にいいけどよぉ~」



フーと煙を吐いて、タバコを携帯灰皿にしまうと烈司さんは言った。



「そんじゃ、そろそろ移動しようか?」

「そうだな。めんどうは、さっさと終わらせるに限る。行くぞ、凛。」

「あ、はい!わかりました!」

「凛、乗れ。」



単車にまたがると、後部座席をポンポンしてくださる瑞希お兄ちゃん。



「はい、ただ今!」



好きな人の後ろに乗れるのが、呼ばれたのが嬉しくて、一目散に向かう。

私が瑞希お兄ちゃんのバイクに乗ったところで、2輪車は動き出す。

そんな私達に並ぶようにして、烈司さんもエンジンをふかせる。



面会するのは埼玉県警だけじゃないのである。