彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「渡瀬さんとこも、日常生活よりゲームすることを優先して困るっていう親の相談増えてるらしいんだよ。NPOだから、一応相談は受けるわけだが、それどころか相談マニュアルに従ってゲーム中毒者の相手してるって言ってたからよ。」

「相談マニュアルって・・・どんなのですか?」



私の問いに、不機嫌そうに瑞希お兄ちゃんは言った。



「あー・・・子供の自尊心を傷つけないで、細心注意をはらいながらゲーム時間を減らしていこうねってもんだ。」

「ゲーム壊すか、人間壊すかして、やめさせれば良いじゃないですか?」

「だよなーゲーム環境壊せば良いのになーあまっちょろいよなぁ~」

「うははは!そう言うところが2人は兄弟やねー」

「だってヤマト、日常よりもゲーム優先するんでしょう?そんな奴の自尊心を守るよりも、人生を守る心を目覚めさせないと!」

「うははは!せやからワンパンかいなー?」

「ワンパンぐれーじゃムダだ。荒技(あらわざ)すんなら、連打でヤキ入れねぇと。」

「さすが瑞希お兄ちゃん!ゲームをやめたいと思わせるほどしばくのですね!?」

「それでやめねぇなら見捨てる。引き際も大事だからな、凛?」

「はい、瑞希お兄ちゃん!鉄拳と21の足技でダメなら放置しまーす♪」

「よしよし、わかれば良い!凛は良い子だなぁ~♪」

「うんうん、瑞希と凛たんの兄弟愛はいいな~♪」

「うははは!なんやろう~ええ話のはすなのに、良い感じに聞こえへんわー」

「基本、ヤンキーは力業ですからね~でも・・・俺はそんな我が君が、好・き♪」



〔★よいこのみんなは、ゲームをやり過ぎないようにしよう★〕