「つーか、お前ら!瑠華って女の言うことうのみにするのもどうかと思うぜ!?」
「失礼ですが・・・本当に鳴海さんが永山さんに、龍星軍を用心棒にしていいと言われたのですか?」
「なんかぁ~あなた達の自作自演のような気がするんですけどぉ~!?鳴海瑠華も迷惑だけど、あなた達も用心棒ケツ持ち用心棒ってしつこくない!?」
「誤解です。こちらも、瑠華さんがいい加減なことを言ったので困ってるんですよ?」
「じゃあ、鳴海瑠華が全部悪いってことで、しめくくっていいじゃんか?」
「高千穂さん!それは決めつけすぎじゃあ・・・!?」
ここまで話が進んでも、凛道蓮は無反応。
というか、凛道蓮はまったく動かない。
その態度に、いい加減、ムカついた。
「おい凛道蓮!いつまでシカトこいてんだっ!!?」
「永山さん!」
「――――――――――」
「諦めな。」
ドスの聞いた声が、俺の声を遮る。
「これがうちの頭の答えだ。」
「円城寺!」
奥から出てきたのは、龍星軍の特攻服を着た円城寺大河。
爆裂団の頭として有名だが、今は掛け持ちしながら龍星軍の総長代行をしている。
「何度も言わせんな!うちのあたまは、オメーらのケツ持ちにも用心棒にも興味ねぇーって言ってんだよ。」
バカにするような笑い。それに甲高い声が混じる。
「キャハハハ!つーか、マジでバカだろう?」
甲高い声の1つ、高千穂が言う。
「凛にバレてんぞ、永山偉人!?」
「あん?」
「お前、女食いもんにしてること?」
「なっ!?」
「図星だろう?そんなクズに凛がかまうわけねぇだろうバーカ!」
「どうしますか、凛さん?」
可児の問いに、こちらに背を向けたままの凛道蓮が片手を上げてふる。
ふるというより、シッシッと追い払う動きだ。
「帰れとおっしゃってる。失せろ。」
「くっ!?このクソガキ―――――――――――――」
「永山さん!」
殴りかかろうとしたら美涼が止めてきた。


