彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)





小村さやかに飽きていた。

カモになりそうな学生をたくさん連れてきたので、役には立っていたので特別扱いしていた。

番号で言えば、ナンバー1の俺の女だったが、『女子高生の彼女』は探せば他にもたくさんいる。

紹介された仕事と人材のおかげで、俺の懐が潤った時、鳴海瑠華を見つけた。

あの体が忘れられなかったので、もう一度俺が拾ってやることにした。

瑠華は、わけアリの未成年の面倒を無料で見るボランティアをしていた。

その中に、小村さやかがオモチャにしていた吉田都司子がいた。

だから、吉田都司子を使って瑠華に近づくことにした。

吉田都司子は同じ学校のいじめられっ子を、売春のイケニエに差し出したが、実行に移す前に、警察に踏み込まれてしまった。

地元の権力者のコネもあって、事件はもみ消せたが、借金は残ったまま。

呼び出して怒鳴りつけようと思ったら、側近の美涼が面白い提案をした。





「吉田都司子ですが、いじめられっ子のイケニエで、借金がなくなったと思わせておいて、実は違ったと思わせた方がいいですよ。」

「なんでだよ!?」

「わなを仕掛けるんです。小村さん達には借金がなくなったから、前みたいに仲良く、優しくするように指示を出しましょう。甘い蜜を与えるようにして、吉田さんを舞い上がらせるのです。人間は一度、美味しい思いをしたら、絶対に忘れられません。友達の小村さんから、鳴海瑠華を呼び出すように言うのです。『友達ならできるはずだ』と伝えるのです。」

「へえーそんなに上手くいくか~!?」





すぐにさやかに、吉田へLINEで指示させた。