「助かったけど・・・助かってなかったの・・・!」
「なにが?」
「わ、私!だまされて、友達を紹介したの!ゲームの!」
「うん。」
「と、友達が私の借金を肩代わりするようになっていて―――――――私の借金が0になったはずが、あともう1人追加でよろしくってLINEが来て―――――!!あ、でも、違うの!私も騙されてて、友達も私がダマしたと思ってて~!」
「・・・Aちゃんと同じことをしたの?」
「違う!待って!助けて!違うんです!そこも騙されて―――――――とにかく!私の借金がまだあるの!ネット通貨の借金!今月中に返さないと、学校も退学になっちゃうかもしれないの!いつの間にか、私が友達を売り飛ばしたみたいな感じになってて!だまされたの!私悪くないの!」
「・・・わかったわ。」
この子、お友達を売ったのね・・・
(よりによって、売春までさせたってこと・・・!!?)
あたしは昔から、同性には嫌われていた。
理由は大体、男子に好かれて一緒にいる、男子から特別扱いされてるからということ。
自他ともに認める美貌は、同性の友達が作れないマイナスの面があった。
思春期になれば、男子からはスケベな視線と思いしか向けられなかった。
女子からの仲間外れは当たり前で、いじめというよりは避けられていたと思う。
そういう経験があるからわかった。
(クソ都司子・・・あたしにウソつこうっていうのね・・・・!?)
自分に都合の悪い部分は、隠す方向ですか~?
別いいけど。
ウソは自分を不利にするだけだって、この子はわからないのね。
助ける気持ちはなかったけど、馬鹿都司子が次の犠牲者を出すのは嫌だったので聞いた。


