彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)







「助かったけど・・・助かってなかったの・・・!」

「なにが?」

「わ、私!だまされて、友達を紹介したの!ゲームの!」

「うん。」

「と、友達が私の借金を肩代わりするようになっていて―――――――私の借金が0になったはずが、あともう1人追加でよろしくってLINEが来て―――――!!あ、でも、違うの!私も騙されてて、友達も私がダマしたと思ってて~!」

「・・・Aちゃんと同じことをしたの?」

「違う!待って!助けて!違うんです!そこも騙されて―――――――とにかく!私の借金がまだあるの!ネット通貨の借金!今月中に返さないと、学校も退学になっちゃうかもしれないの!いつの間にか、私が友達を売り飛ばしたみたいな感じになってて!だまされたの!私悪くないの!」

「・・・わかったわ。」





この子、お友達を売ったのね・・・





(よりによって、売春までさせたってこと・・・!!?)





あたしは昔から、同性には嫌われていた。

理由は大体、男子に好かれて一緒にいる、男子から特別扱いされてるからということ。

自他ともに認める美貌は、同性の友達が作れないマイナスの面があった。

思春期になれば、男子からはスケベな視線と思いしか向けられなかった。

女子からの仲間外れは当たり前で、いじめというよりは避けられていたと思う。

そういう経験があるからわかった。





(クソ都司子・・・あたしにウソつこうっていうのね・・・・!?)





自分に都合の悪い部分は、隠す方向ですか~?

別いいけど。

ウソは自分を不利にするだけだって、この子はわからないのね。

助ける気持ちはなかったけど、馬鹿都司子が次の犠牲者を出すのは嫌だったので聞いた。