彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「野郎・・・何隠してんだか・・・!」

「あきらめろ、カンナ。総長命令なら聞けないだろう?なぁ、大河、悠斗?」

「おのれ、凛道・・・!瑞希先輩の前で調子に乗りやがって・・・!!」

「カンナにデレデレしやがって!」

「妬くなよお前ら。」

「うははは!男の嫉妬は見苦しいって奴やなぁ~!?」

「「あんだとラジオ男!?」」

「わが君~お礼に僕からも献上品がございまーす♪」

「え?献上品??」



聞き返せば、赤色のUSBを私に差し出しながら言った。



「こちら、GREATSTAGEのネット内からハッキングしてコピーした、『GREAT STAGE』の不正カジノの証拠です。」

「え!?ハッキング!?」

「はい♪顧客がログインした際のログのデータなどになります。お持ちになって下さい。」

「すごいです、つなぐ!助かります。ありがとうございます。」

「ふふふ~どういたしまして♪なんせ、僕は役に立つ右腕ですから~」



そう言いながら、可児君達を見るつなぐは、挑発的な目をしていた。



「野郎!調子に乗りやがって!」

「それぐらい、ちーちゃんもできる系!!」

「フン!それよりも、もっといい物をくれてやる。」

「獅子島さん?」



意外な人からの申し出。





「受け取れ。」

「わ!?」





相手は、青のUSBを私に投げる渡す。




「な、なんですか、これ??」

「俺専属の弁護士の連絡先だ。」

「弁護士!?」




聞き返せば、フン!と鼻をならす眼鏡の先輩。




「性犯罪に強い先生方で、すでに支払い済みだからいつでも頼めば応じてくれる。今回の犯罪の本当の被害者達に使わせてうやるといい。」

「すごい獅子島さん!!というか、よろしいのですか!?」

「だまし討ちで、カジノに参加させられて借金を背負わされているやつを、凛道は放っておけんだろう?俺に感謝するんだな。」

「します!!大感謝です!!大好きです!!」

「っ!馬鹿者が・・・!」

「あらあら♪よかったわねぇ~イオリン?」




そっぽをむく獅子島さんに、他の先輩方が集まってくる。