「野郎・・・何隠してんだか・・・!」
「あきらめろ、カンナ。総長命令なら聞けないだろう?なぁ、大河、悠斗?」
「おのれ、凛道・・・!瑞希先輩の前で調子に乗りやがって・・・!!」
「カンナにデレデレしやがって!」
「妬くなよお前ら。」
「うははは!男の嫉妬は見苦しいって奴やなぁ~!?」
「「あんだとラジオ男!?」」
「わが君~お礼に僕からも献上品がございまーす♪」
「え?献上品??」
聞き返せば、赤色のUSBを私に差し出しながら言った。
「こちら、GREATSTAGEのネット内からハッキングしてコピーした、『GREAT STAGE』の不正カジノの証拠です。」
「え!?ハッキング!?」
「はい♪顧客がログインした際のログのデータなどになります。お持ちになって下さい。」
「すごいです、つなぐ!助かります。ありがとうございます。」
「ふふふ~どういたしまして♪なんせ、僕は役に立つ右腕ですから~」
そう言いながら、可児君達を見るつなぐは、挑発的な目をしていた。
「野郎!調子に乗りやがって!」
「それぐらい、ちーちゃんもできる系!!」
「フン!それよりも、もっといい物をくれてやる。」
「獅子島さん?」
意外な人からの申し出。
「受け取れ。」
「わ!?」
相手は、青のUSBを私に投げる渡す。
「な、なんですか、これ??」
「俺専属の弁護士の連絡先だ。」
「弁護士!?」
聞き返せば、フン!と鼻をならす眼鏡の先輩。
「性犯罪に強い先生方で、すでに支払い済みだからいつでも頼めば応じてくれる。今回の犯罪の本当の被害者達に使わせてうやるといい。」
「すごい獅子島さん!!というか、よろしいのですか!?」
「だまし討ちで、カジノに参加させられて借金を背負わされているやつを、凛道は放っておけんだろう?俺に感謝するんだな。」
「します!!大感謝です!!大好きです!!」
「っ!馬鹿者が・・・!」
「あらあら♪よかったわねぇ~イオリン?」
そっぽをむく獅子島さんに、他の先輩方が集まってくる。


