「このデータ、ほしい?」
「え?」
パッと握っていた手を離すと、妖艶な顔で私に問いかける。
「龍星軍の縄張りで悪さしてるなら、龍星軍に協力した方が身のためよねぇ~?」
そう言って笑うと、来ている服の胸元を下げる瑠華さん。
「え!?」
「はい、どーぞ。」
胸の谷間に手を突っ込んだと思ったら、小さなUSBを私に差し出してきた。
「これがスカウト係全員の連絡先が入ったものよ。」
「ちょ!?どこに隠してるんですか!?」
「興奮した?」
「なににですか!?」
「USBの保管場所に♪」
「ハラハラは、しました。」
「なんで?」
「だって・・・脂肪って重いので、壊れてないかと・・・」
「そういう感想しかないの!?」
「あ~・・・一肌であたためられたせいで、生ぬるいのがちょっと・・・手触りも湿っぽいのがちょっと・・・・今後は、別の場所にしまって下さいね?」
「失礼ね!?普通は喜ぶところよ!?」
「僕はそんな変態じゃない。」
「あたしも変態じゃないわよ!?」
「ヤダヤダーやめてぇーやめてぇー今後はそういうこと、やーめーてー」
「ぐっ・・・!?苦情言われたのは初めてだわ!」
「いえ、服の布部分が少ないのを含めて2回目のクレームです。他の人の性癖と一緒にしないで下さい。」
「そりゃあ、ごめんなさいねっ!」
「いえいえ、どういたしまして。」
怒る瑠華さんに困ったもんだと思いながら、もらった悪人共のデータをポケットに入れる。
[★瑠華のセクシーサービス、凛には不評だった★]


