彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「このデータ、ほしい?」

「え?」



パッと握っていた手を離すと、妖艶な顔で私に問いかける。



「龍星軍の縄張りで悪さしてるなら、龍星軍に協力した方が身のためよねぇ~?」



そう言って笑うと、来ている服の胸元を下げる瑠華さん。



「え!?」

「はい、どーぞ。」



胸の谷間に手を突っ込んだと思ったら、小さなUSBを私に差し出してきた。



「これがスカウト係全員の連絡先が入ったものよ。」

「ちょ!?どこに隠してるんですか!?」

「興奮した?」

「なににですか!?」

「USBの保管場所に♪」

「ハラハラは、しました。」

「なんで?」

「だって・・・脂肪って重いので、壊れてないかと・・・」

「そういう感想しかないの!?」

「あ~・・・一肌であたためられたせいで、生ぬるいのがちょっと・・・手触りも湿っぽいのがちょっと・・・・今後は、別の場所にしまって下さいね?」

「失礼ね!?普通は喜ぶところよ!?」

「僕はそんな変態じゃない。」

「あたしも変態じゃないわよ!?」

「ヤダヤダーやめてぇーやめてぇー今後はそういうこと、やーめーてー」

「ぐっ・・・!?苦情言われたのは初めてだわ!」

「いえ、服の布部分が少ないのを含めて2回目のクレームです。他の人の性癖と一緒にしないで下さい。」

「そりゃあ、ごめんなさいねっ!」

「いえいえ、どういたしまして。」



怒る瑠華さんに困ったもんだと思いながら、もらった悪人共のデータをポケットに入れる。




[★瑠華のセクシーサービス、凛には不評だった★]