男子達が去ったところで、瑠華さんへと近づく。
「大丈夫ですか、瑠華さん?」
「坊や、どうして・・・!?」
「ごめんなさい。」
ポカーンとしている美女に、言い訳も含めて謝る。
「彼女でもないのに、あんな言い方してすみませんでした。僕の名前を出せば、引き下がってくれると思ったので、つい・・・・・」
「え、ええ・・・・・ああいう感じの引き下がり方は、初めて見たわ・・・いつもそうなの?」
「いえ、今回が初めてですので、初体験ですね~嬉しくないですが・・・」
「ぷっ!なにそれ・・・・」
私の言葉に、クスクス笑い始める瑠華さん。
怒ってないことにホッとしながら、改めて彼女に声をかけた。
「相席、いいでしょうか?」
「そうしないと、『俺の女』の説得力がないでしょう?」
「すみません。」
もう一度謝ってから、瑠華さんの向かい側・・・神城さんが座っていた場所に腰かけた。
その際、瑠華さんが灰皿を自分の手元へと引き寄せる。
「あの・・・?」
「たばこのにおい・・・体によくないからね。」
「・・・じゃあ、あまり瑠華さんも吸わないで下さい。」
本当は神城さんが吸っていたけど・・・それを言うと、のぞいていたことがばれてしまう。
あえてそう言えば、
「・・・そうね。」
どういうする返事を瑠華さんはしてくれた。
「・・・坊や、どうしてここにいるの?」
「いや、お兄ちゃん達は用事があるって言うので、僕だけ1人でご飯を食べて帰ろうと思いまして~」
「パフェが夕ご飯なの?」
「あ、甘い物を先に食べたくなったんですよ!」
「ウソは嫌いよ、坊や。」
「え!?」
私のごまかしに、瑠華さんの言葉が鋭くささる。
「あたしは、女よりも男に詳しいの。男のウソを見抜くのが得意なのよ?・・・見てたんでしょう?」
「・・・。」
(男に詳しいって・・・・)
何度も心の中で申し上げますが、私はあなたと同じ女なんですけどね~・・・
〔★心の中で言っても、意味がない★〕


