「あ、すんません!失礼なこと言いましたね!?ごめんなさい!!あの~俺、1万あります!だからマスクとか・・・売ってもらえませんか!?」
「コロナ発生時のマスクか!?」
「やべーよ、俺3千円しかねぇーよ!凛道さん、髪の毛を数本・・・いや、1本でいいので、もらえないでしょうか!?」
「呪いの儀式に使う気か!?」
「身に着けてるものならご利益あるって聞いたんで、譲って下さい!」
「どうかお願いします、凛道さんっ!」
「ダメっすか、凛道さん!?」
「・・・・・握手も写真も持ち物売るのもダメです。アメちゃんやるから、帰って下さい・・・。」
持っていたお菓子を・・・うまい棒キャンディーを和解策として差し出せば、男子達の表情が輝く。
「マジすか!?やっべー!塩対応からの神対応キター!警察も逃げるような凛道さんからアメもらうとかスゲー嬉しい!」
「え!?うまい棒にアメとかあるの!?レアじゃん!?半グレを千人半殺しにした凛道さんのパワーの源(みなもと)もらっちゃった感じ!?」
「ありがとうございます!握手と写真と持ち物はあきらめますが、このアメ、一生大事にします!お守りにします!」
「いや、中身は食べて下さい。とっとくのは、包装だにしときなさい。」
「「「はい、わかりました!」」」
「ならいいです。じゃあ、お帰り下さい。」
「はい!ありがとうございました、凛道さん!」
「あざっす!凛道蓮さん!ごちそうさまです!」
「これからも応援してます、4代目さん!」
私からアメを1人1個ずつ受け取ると、口々にお礼を言う男子達。
そして、元々いた席らしい場所へと帰って行ってくれた。
ゴミを追い払えるのはいいけど、私自身にもダメージがくるなぁ~・・・
〔★凛は、自分の名乗りに傷ついた★〕


