彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)





「凛道蓮とは、龍星軍がMESSIAHをつぶす時に知り合ったの。」

「な!?おいおい、まさか―――――――つぶす手伝いをしてないだろうな!?関係者じゃないよな・・・!?」

「関係してないけど、好きに判断すれば?」

「投げやりに言うなよ!つまり――――・・・・・出会った頃から凛道蓮だって知ってたわけかよ?」

「知らないわよ!出会ったのも偶然よ、偶然!あたしは、あの子供があの最強龍星軍の4代目総長だなんて思わなかった!龍志に再会した時に初めて、4代目だと知ったのよ!?」

「本当か?」

「本当よ!」

「・・・。」



瑠華さんの返事に、考え込む神城さん。

そんな相手の態度に、瑠華さんはいらだたしそうに言う。



「話はそれだけ!?だったら、もう帰りたいんだけど?」

「本当だな?」

「あたりまえでしょう!?それともあたしが、凛道蓮を使って何かするとでも思ってるわけ!?」

「思うかよ!お前ほどの優しい女が、絶対にそんなことするわけないだろう!?――――――あっ・・・!?」

「え・・・!?」



神城さんの言葉に、瑠華さんだけじゃなく、言った本人も動揺する。




(断言した!?)




瑠華さんを優しいと理解してるだけじゃなく、悪さをしないと断言したよ神城さん!





「龍志・・・?」

「・・・・違うと、瑠華の口から聞きたかっただけだ。」





そう言うと、視線を逸らす『闘邪駆鬼(とうじゃくき)』の頭。

その頬は赤く染まっている。

一方の瑠華さんも、真っ赤な顔になっていた。





(あれ・・・・?まさか、この2人はまだ―――――――!?)






「瑠華・・・その・・・・なんか食うか?」

「あ・・・ドリンク頼んだから、いらないわ。龍志だけ食べて帰ればいいじゃない。」

「1人で飯、食えっているのか?」

「見られちゃ困るでしょう?」

「俺は気にしない。」

「あ・・・あっちゃんのこと考えなさいよ!あの子が気にするでしょう!?」

「関係ねぇよ。」

「はあ!?」



(何言ってるの神城さん!?)





神城さんの発言にギョッとする瑠華さんと私。

しかし、神城さんは瑠華さんをまっすぐ見つめている。

これに瑠華さんは、ぶっきらぼうな口調で答えた。