「ご注文、以上でよろしいでしょうか?」
「よ、よろしいです。」
「では、ごゆっくりどうぞ~」
(あーびっくりした・・・・・)
到着したパフェについていたスプーンを持ちながら思う。
とりあえず、甘い物を食べて落ち着こう。
うん、美味しい~♪
甘いチョコに癒されていれば、瑠華さん達の方にも注文の品が届いていた。
「こちら、コーヒーフロートです。では・・・ごゆっくりどうぞ・・・」
「・・・。」
「・・・。」
(あの2人は、あんまりゆっくりできそうな雰囲気じゃないけどね・・・・)
気まずそうに立ち去る店員さんに、心の中でエールを送りつつ、再び瑠華さんと神城さんの会話へと聞き耳を立てる。
「・・・店で会ったのか?」
「・・・なにが?」
「凛道蓮とは、奴の兄貴が経営してるコーヒーショップで出会ったのかよ?」
(え?)
なんでここで、私の名前が出るの?
「はあ?また凛道蓮?」
神城さんの問いに、うんざりとした顔になる瑠華さん。
「それしか、オメーと凛道蓮の接点はないだろう?」
「龍志には関係ないでしょう?」
「・・・龍星軍に、断りを入れてゴミどもを調べてんだよ。」
「凛道蓮と会ったの?」
「おう。噂通りのジャック・フロストだ。」
(あれ・・・?なんか、私の話になってる・・・?)
「亜都司は、たいしたことねぇが気だって言ってるが逆だ。俺はあの見た目に騙されて、痛い目を見たくねぇよ。」
ちょ!?なんてこというのよ!?
人を食品の偽造表示みたいに言って!
〔★残念だがこの場合、神城の言い分が正しい★〕


