彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「ご注文、以上でよろしいでしょうか?」

「よ、よろしいです。」

「では、ごゆっくりどうぞ~」



(あーびっくりした・・・・・)



到着したパフェについていたスプーンを持ちながら思う。

とりあえず、甘い物を食べて落ち着こう。

うん、美味しい~♪

甘いチョコに癒されていれば、瑠華さん達の方にも注文の品が届いていた。



「こちら、コーヒーフロートです。では・・・ごゆっくりどうぞ・・・」

「・・・。」

「・・・。」

(あの2人は、あんまりゆっくりできそうな雰囲気じゃないけどね・・・・)



気まずそうに立ち去る店員さんに、心の中でエールを送りつつ、再び瑠華さんと神城さんの会話へと聞き耳を立てる。



「・・・店で会ったのか?」

「・・・なにが?」

「凛道蓮とは、奴の兄貴が経営してるコーヒーショップで出会ったのかよ?」



(え?)



なんでここで、私の名前が出るの?



「はあ?また凛道蓮?」



神城さんの問いに、うんざりとした顔になる瑠華さん。



「それしか、オメーと凛道蓮の接点はないだろう?」

「龍志には関係ないでしょう?」

「・・・龍星軍に、断りを入れてゴミどもを調べてんだよ。」

「凛道蓮と会ったの?」

「おう。噂通りのジャック・フロストだ。」



(あれ・・・?なんか、私の話になってる・・・?)



「亜都司は、たいしたことねぇが気だって言ってるが逆だ。俺はあの見た目に騙されて、痛い目を見たくねぇよ。」



ちょ!?なんてこというのよ!?

人を食品の偽造表示みたいに言って!



〔★残念だがこの場合、神城の言い分が正しい★〕