「なんなのよ、あんた達!?馬鹿にしてるの!?」
「落ち着きなさい、瑠華!」
「そうですよ。僕らはもう帰りますから。」
「え!?蓮君、もう帰るの!?」
「はい。」
怒りに震える瑠華さんを、これ以上、怒らせるわけにはいかない。
ギョッとするツバキさんに、出来るだけ冷静な口調で伝える。
「瑠華さんの元気な姿を見れて安心しました。」
「元気じゃなくて、キレてんだけど!?」
「怒る元気があるのは良いことですよ。いいですよね、瑞希お兄ちゃん。」
「そうだな。」
私の問いかけに瑞希お兄ちゃんは同意して下さった。
「凛が良いなら、納得できたんなら、帰るか。なぁ、烈司?」
「意義なーし♪」
「ええ!?ツカサさんも帰るんですか!?」
「もちろん♪俺、凛たんの付き添いだからね~」
「そんな・・・・!」
烈司さんの返事に、あからさまにショックな顔をするツバキさん。
「せめて、お礼に一緒に食事を!蓮君も!そうしましょう!?」
「いえ、お気になさらないでください。ツバキさん、これからも瑠華さんに優しくしてくださいね。」
「そうそう。凛たんの言葉は、俺の言葉だからねーツバキちゃん?」
「そ、そんな~!本当に帰るんですか、ツカサさん・・・!?」
「おう。」
「・・・・・わかりました。」
「今日はありがとな、ツバキちゃん?また連絡するからさ。な?」
「えっ♪わ、わかりました~!!」
(ツバキさん、烈司さんのことが好きなのかな・・・?)
いや、好きなんだろうな。
烈司の言葉に一喜一憂する姿に、他人事とは思えない。
〔★オーナーも恋する乙女らしい★〕


