彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)





リンボーダンスって、西インド発祥のユーモアと奇抜さのあるあのダンス!?

水平になった棒に体が触れないように、身体を仰向けに反りかえし、ひざを曲げないようにバランスを取りながら棒の下をくぐるという柔軟性を要求される踊りよね!?

上体を後ろへ大きくそらすから、棒の高さが低くなればなるほど、後ろにのけぞって倒れてしまう危険がある。地面に触れればアウトだけど―――――!?





「はい、ワン・ツー・スリー!」



どどんど!どどんど!どどんど、どどんど、どどんどどん!

ピーピーピピ、ピッ♪



「LINBO(リンボ)っ!!」

「LINBO(リンボ)~!」

「LINBO(リンボ)!LINBO(リンボ)!LINBO(リンボ)!リ・ン・ボー!!」



どんどど!どどんど!どんどこどんどこどんどこどん!

ピーピーピーピピーピー♪



「出来たー!」

「「んぅんぅ~LINBO(リンボ)ー!!」





ということは―――――!?

120センチに続き、110センチの高さをくぐるにも成功したということね!?





「続いて100センチ!」





さらに低くして、くぐろうと言うのね!?頑張れ!





どどんど!どどんど!どどんど、どどんど、どどんどどん!

ピーピーピピ、ピッ♪

「LINBO(リンボ)っ!!」

「LINBO(リンボ)~!」

「LINBO(リンボ)!LINBO(リンボ)!LINBO(リンボ)!リ・ン・ボー!!」



どんどど!どどんど!どんどこどんどこどんどこどん!

ピーピーピーピピー♪



「出来たー!」

「「んんぅう~LINBO(リンボ)ー!!」





100センチも成功!





「それじゃあ90センチ~行っちゃおうかー!」





いけいけ!・・・って!?ちがーう!そうじゃないっ!!






「なんでリンボーダンスなのよ!!?」





ツッコミを入れながら扉を開ければ――――――――





「あ、瑠華さん!」

「坊や!!?」





そこにいたのは、お姉さんのリンボ―ダンスダイエットキットで、高さ90センチの水平な棒を、後ろにのけぞりながらくぐっている凛道蓮と





「瑠華!やっと出てきた!」




その横で笛を加えて吹いているお姉と、太鼓を1つずつ持って叩いている、見覚えのある2人の人間がいた。

誰だったか思い出すよりも先に、あたしは怒鳴ってしまった。