彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)





「それを聞いてあたしも、少しずつでも瑠華が精神的に回復していると喜んでいたんですが・・・龍志がこっちへ来てること、噂の年下の男の子が、龍星軍四代目総長の凛道蓮さん、あなただと聞きまして・・・」

「あ、すみません。僕も、ダメージの原因ですね・・・。」

「とんでもございません!瑠華の無礼は、私がお詫びします!ですから、どうか一肌脱いでいただけませんか!?」

「え?僕にできることでしたら、かまいませんが・・・なんでしょう?」

「今すぐ、瑠華と会ってやってくれませんか?」

「え?」

「今から瑠華の部屋に案内します。だからあの子と、会ってやってもらえませんか?」

「そ、それは・・・かまいませんが――――――・・・瑠華さんの複雑な過去を聞いた以上、気軽に瑠華さんと僕が会うのは、瑠華さんの負担になりませんか?」

「わかってます。ですが、あなたなら妹分の、私の大事な瑠華を救えると思えるんです。」

「僕がですか・・・?」

「はい。私は私の勘を信じてます。あなたは、ツキを持っている男性だと・・・!」

「ツバキさん・・・」



すいませんが、本当は女です。

あと、ツキとか運とか、ない方だと思います。

今のところ、巻き込まれ不運がひどいです。

恋愛は良いと思いますが、瑠華さんの問題は恋愛じゃないですし・・・



(ヤバイこれ、どうしよう・・・)



〔★ツバキの断言、凛はプレッシャーを感じている★〕



「お願いします!!」



懇願され、助けを求められ、対応に困り、好きな人を見る。



「瑞希お兄ちゃん・・・」

「安心しろ、凛。俺は反対はしない。」

「え?」

「お人よしのオメーなら、無視できねぇのはわかってる。気になるんだろう?」



気にはなるけど・・・



(私が助ける前提で、賛成だと言ってますよね?)



ここで瑞希お兄ちゃんの意見を否定することはできない。



〔★凛は瑞希の期待には応えたい★〕