「余計なこと聞くようだけど、男と肌合わせるまで回復できてんの?まさか、行為が好きとかじゃないよな?そうじゃないなら、今の労働環境は精神的に良くないぜ?」
「ツカサさんに言われなくても、メンタルに響くのは、わかってます。それでもあの子は生きるために、演技して乗り切ってるんです!集団暴行を受けたのを最後に、男と肌は合わせていません。というよりも、男女の関係になるマネなんて、トラウマが強すぎて無理でしょ!?」
「ごめん、悪かった。俺の言い方が間違ってました。」
「・・・わかってくれたならいいです。瑠華の労働状況に関しては、私が十分に気を付けてます!ストレス発散もさせてます!それに、指名客はお金がある人ばかりですから、しっかり稼げてますから!」
「つまり・・・現金に触っているという気持ちで、お客さんに接してるということですか・・・!?」
「何言ってんだ凛!?」
「正解です!さすが凛道蓮さん!優秀な弟さんですね~!?」
「そうだけど!そうなんだけど、素直に喜べねぇよちくしょーめっ!」
「ああ・・・凛たんが汚れていく・・・」
〔★すでに手遅れだ★〕
「以上が、瑠華の保護者であたしが知っている、瑠華に起きたすべてです。」
「お話しくださり、ありがとうございました。しかし・・・聞いたあとで言うのは遅いかもしれませんが、今の話の内容を・・・僕達に伝えることを、るかさんは承知してるのですか?」
「はい。というか・・・あたしが話す分には『信じてるから好きに話ていい』と・・・言われてます。だから、真実しか話しません。」
「わかりました。ありがとうございました。」
(それだけこの人に、心を許してるのね。)
私が真田瑞希様を信じるのと似てるな。


