彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)





「なんなのよ、それ!?なんなの!?なんで!?なんでなのよっ!!?」

「ホンマごめん、凛!ごめんごめんごめん!!ごめんなさい!」

「だからっ!!」

ドン!!





利き手でヤマトの胸を力いっぱい打つ。





「だからなんで、ヤマトが謝るんだよ・・・・・・・・・・!!?」





ヤマトは悪くない。

なにも悪くない。

悪くないのに謝ってくる。





「何でヤマトが謝るんだよ!!?」

「そりゃあ~これから、凛を傷つけること言うからやん?かんにんな?」

「やめて!!」





閉じていた両掌を開く。

そして、そのままヤマトの胸元をつかみながら言った。





「ヤマトは謝らなくていい!謝らないで!ヤマトは悪くないんだから!」





そう、悪いのは――――――――・・・・・・・・・・





「よっちゃんと渕上ルノアと鳥越達・・・・!!」





言葉にしたら、強い殺気が心に広がった。





「それと、『GREATSTAGE SECOND』支店の連中やん?まぁ、『GREAT STAGE』からすれば、凛を襲ったアホ共は、いてもいなくてもええメンバー!敵さんの中でのカーストは末端やったそうやから、結果的に~『帳簿保管庫候補』からはずことができて、凛の大手柄やな!誰にも言えへんけどなぁー!せやけど、凛に悪さした奴らは逮捕されても、トカゲのしっぽ切りすればええだけの損害らしいのはムカつくわ~!絶対ぶっ潰そうなぁ!?GREAT STAGE!!」

「カースト底辺に、私は・・・・!?」





襲われて、ビビらされたということか・・・・!?





(無理やり強姦を、レイプされかけたってことなの!!?)





怒りと恐怖と悔しさと。

いろんな負の感情が、心の中で隆起(りゅうき)する。