彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




〈永山は『GREATSTAGE』を始める際、お客は新規で集めて始めていました。昔のツテや人脈は利用してないのです。〉

「え?神代さん達はそのことを知ってるのですか?」

〈知らないから、埼玉時代の客相手に聞き込みしてるんでしょう。〉

「教えてあげないのですか?」

〈苦労は経験した方がいいでしょう?〉

「それはそうですが・・」

〈客の集め方はともかく、年齢層は、埼玉時代と同じ10代メインで変わりません。〉

「うーん、10代のお客集めは、0からスタートしてるわけですか・・・」

〈どんなトラブル起こしたかは、まだ調査中ですが、正直なところ、どこで資金調達したのか・・・・ずいぶんと資産があるんですよね。まぁ、埼玉時代の人脈に頼らないと言うよりは、頼れないのかもしれません。常連に対して、掛け金を持ち逃げてして、消えておいて、ほとぼりが冷めたから、またお金を落としにきてほしい、遊びにきてほしいは、あり得ませんからね。報告は以上です。〉

「わかりました。では、トラブルを起こした相手について、引き続き調査をお願いします。」

〈御意に。〉

「それと、できるだけ危ないことはしないで下さいね。つなぐが怪我したり、命の危機にさらされるのは、僕が嫌ですから。」

〈!?・・・はい!お心づかい、痛み入ります!大丈夫ですから、ご安心を。〉

「そう願ってます。よろしくです。」

〈はい、わが君の仰せのままに!別れがたいですが・・・・失礼致します。〉

「はい、失礼します。」



画面をタッチして通話を終わらせる。

それに待ってましたとばかりに、ヤマトが口を開いた。