「こんな子達が、龍星軍で重要視されてるとか・・・ほっほっほっほっ!笑っちゃうわ!」
「すでに笑ってるじゃねぇか!?」
「謝りなさいよ!謝らないなら、りっ君に言いつけてやるぅ~!」
「それには及びませんよ、ますみ殿。というカンナ殿、こやつが、『鳴海瑠華』です。」
「なに!?」
「ええ!?この女が!?」
関山さんの説明に、心当たりがあるような反応をする高千穂さんとますみさん。
私はわからないので、鳴海瑠華さんと、関山さん達を交互に見るしかできない。
「いい機会ですから、鳴海瑠華さんにご教授(きょうじゅ)願います。なぜ、今日、ここにいたのですか?」
「話す義務はないし、あたしの勝手でしょう?そちらがゲームチャットのオフ会に参加して、ターゲット男性に接触しようとしてたのはわかるけど・・・ふふっ!」
「何がおかしいだ、コラ!?」
「だって・・・・・あなたたち全員、情報を得るために変装したにしては~あんな小物1人あしらえないなんて・・・恥ずかしい子よね~小林涼子ちゃんは?」
「え!?」
嘲笑いながら言う鳴海瑠華さんの言葉が胸に刺さる。
「はあ!?なんで小林の名前知ってんだよ!?」
「てか、ますみのことも知ってるとか、なんでよ!?どういうこと、涼子!?」
「あ・・・わ、たし・・・」
「やめて下さい2人とも!仲間割れはやめましょう。」
声を荒げる2人をなだめると、美女を見ながら関山さんが言った。
「先日、『鳴海瑠華の紹介で、龍星軍が用心棒を引き受けるいうから雇いに来た』と『GREAT STAGE』の幹部が会いに来ました。そんなことを、奴らにあなたは言ったのですか?」
「それ、答える義務、ある?」
「なんだとテメー!?」
「やっぱり、そう言ったんじゃないの!?」
「どうなんですか?」
「逆に聞くけど・・・・・今、あたしが、『言っていない。』永山達の『仲間じゃない』と言い張ったところで、信じてくれるわけ?」
「あなたの態度次第です。」
「ますみ信じない!こいつムカつく!」
「ま、待ってください!」
険悪のムードを止めたくて、私も言葉を発した。


