彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)





(おかしい!?)



女子トイレすべてを調べたけど、涼子ちゃんはいなかった。



(なんでいないの!?)



警戒しながら女子トイレの出入り口の戸を開けば、隣から涼子ちゃんが出てきた。



(あ、男女兼用の方に入ってたの!?)



そりゃあ、女子トイレ探してもいないよね。

しかも涼子ちゃんは、ポニーテールの巨乳のお姉さんと手をつないでた。



(いつの間にそんなフレンドリーに!?)



そこへ、つなぐも合流して、3人で何か話しているようだった。



(あれも知り合い?龍星軍の関係者?)



そう思ったのも束の間で、つなぐは2人から離れて、カンナさん達の方へ戻る。

涼子ちゃん達も涼子ちゃん達で、2人でさっさと出入口へと向っていく。

追いかけたかったが、菅原凛でそれはできない。

しかも、友達の付き添いできてるから!



「すがちゃん、なにやってるの?」

「わあぁ!?よ、よっちゃん!?」

「どうしたの?トイレの前で固まって??具合悪いの・・・!?」

「ち、違うよ!大丈夫!」

「もしかして・・・生理がきついの?」

「あ・・・う、うん!そーなの・・・」



全然違うけど、そういうことにしておいた。



「大丈夫!?アイフォン借りてきたから、登録しよう!?さあ、座って、座って♪」

「わ、わかったわ!」



怪しまれたけど、何とかごまかしに成功。



「すがちゃん、ここにすわ―――――」

「あっちに座りましょう。」



よっちゃんの手を引いて、席に着く。



(菅原凛として、不自然でない範囲で涼子ちゃん達を見守るぞ!!)



再び、カンナさん達の近くへ行くことができた。