彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「凛子ちゃんだっけ?男は従順な女が好きだからと思って、首を縦に振ってるみたいだけど、ただの八方美人よ?」

「ええ~ひどい!みんなもそう思ってるのぉー!?」

「そんなことないよ!僕は凛子ちゃんがイイよ!」

「お、俺は、ナナちゃんが・・・」

「そりゃ、どーも!」

「私はリンダちゃん押しかな~!」

「嬉しいです。」

「俺は断然、ココちゃんだよ~内気な感じが可愛い!」

「あ、ありがとうございます・・・。」



男性の好みが上手く分かれた。

それはいいのだけど・・・



「ココちゃんさ~絶対に強引なタイプが好きじゃない?俺決断力があるからおすすめよー?」



約1名、涼子ちゃんにしつこく絡む奴がいてムカついた。



「だいたいね~ドラクエ5押しって時点で気に入らないわ!あれ前作の天空シリーズの続編だって宣伝してたのに、やってみたら全然!!関連性のない内容だったわ!」
私と違った意味で、腹立たし気に言ったのはポニーテールの巨乳のお姉さん。

「な、なんだよ、君!?失礼じゃないか!?そ・・・それは制作側の問題であって、ゲームに罪はない!」



反論したのは、カンナさんことナナちゃん押しのお兄さん。



「むしろ、ストーリーが1番しっかりしているのがドラクエ5だぞ!?」

「ぷっ!しっかりしたストーリーって・・・主人公であるプレーヤーが、自由に花嫁を選べるからぁ~?結婚式システムがあるからぁ~?だったら、サクラ大戦シリーズでもやってろ、バーカ!乙女ゲー好きが!」

「な!?言いすぎじゃないか!?」



鼻を鳴らしながら小馬鹿にするポニーテールさんに、リンダちゃん押しのドラクエ5押しを語っていた男が叫ぶ。