「恋はオメーの片思いで、与えてんのは迷惑だけだろう!?」
「えーもしかして、怖いのぉ~?ますみにりっ君をとられるとか思っちゃってる!?」
「泣かされてぇかクソアマ!?」
「や、やめてください、2人共!」
「そうそう、涼子殿の言う通りですよ!カンナ殿が心配する気持ちも、ますみ殿が愛を贈る気持ちも、置いておきまして~共闘するかしないかを、まずは決めましょうよ?カンナ殿は賛成との事ですから~どうですか、ますみ殿?」
「勝手に賛成意見にすんなや!」
「ますみ殿はもとから人気ですから、そっくりさんでもウケがいいんですよ。」
「あたしは無視かよ!?」
「ここは、そっくりさんのフリを楽しみながら調査すると言うことで~お願いしますよ、ますみ殿?有名人オーラを控えめにするのは難しいと思いますが、ここはわが君のために・・・いかがでしょう?」
「仕方ないなぁー」
高千穂さんをスルーすると、落ち着いた声でますみさんに訴える関山さん。
これに、一ノ瀬さんも、まんざらでもない顔で答えた。
「OK!ますみ達も、関山つなぐちゃんの作戦に参加してあげる。」
「ありがとうございます。」
「おい!?」
「やっぱり続行するんですか・・・?」
「ブツブツ文句言わないでよ、りょ・う・こ!涼子もそれでいいわね!?」
「い、一ノ瀬さん・・・」
「ま・す・み、よ!ほら、言ってみなさい!」
「ま・・・ますみさん・・・」
「OK!じゃ、全員賛成ってことね?競争率が高くなって不利になるのは、ますみも同じなんだからね?」
「勝手に競ってろ!そういう心配してるんじゃねぇーよ!作戦はどーすんだよっ・・・!」
「大丈夫です!新しい作戦は考えついてますから。」
「もう思いついたんかテメー!?」
「そんなに難しいことじゃないですよ。4人グループで入店して、涼子殿はカンナ殿が、ますみ殿は僕が守りながら、お客のふりをして、遊びに来てる子達に溶け込むのです。無理に聞き込みをしなくていいです。お客達との会話が成立したら、そこからどういった流れでGREATSTAGEに来たのかを聞けばいいのです。それで様子見ていきましょう?」
「よかった~よろしく、つなぐちゃん♪」
「もちろん、もちろん♪」
「チッ!あたしから離れんなよ、小林?」
「よ、よろしくお願いします、高千穂さん。」
不安は消えたけど、潜入作戦はなくならなかった。


