「だってそうでしょう?現実世界で、あの人達に借金してたり、親御さんからお小遣い前借しすぎてお金がないってことじゃなくて、よかったと思ったから。」
「え・・・?」
「成人していたら、そう言うお店でお金を借りてる可能性と危険も心配しますが、私達、未成年ですもん。親とか友達から・・・友達から借りるのは、トラブルの元になるから、絶対にしたらダメだって学校で言われてきたし。あの人達から・・・・渕上さんと親しい人達から、お金を借りてませんよね?」
「借りてないけど・・・」
「よかった!!そこが一番心配でした・・・!金銭トラブルほど、怖いものはありませんからね。」
ホッとしながら言って、相手を見る。
「・・・・・・・なんで・・・・?」
「え!?」
なぜか、泣いていた。
「ど、どうしー!?」
「どうして!?」
私が聞くより先に聞かれた。
「私、あなたに『死ね』って言ったのよ!?なんでよかったとか、心配したとか、なんなの!?」
「え?え?だけど・・・」
(今、謝ってくれたよね??)
「ザマー見ろとか思ってるでしょう!?偽善者なの!?良い子ぶってるの!?」
「え!?いえ、私はー」
「いい気味だって思ってるでしょう!?普通、悪口言った相手の心配なんかしないよ!?心の中で、私を笑ってるんでしょう!?」
「吉田さん・・・」
「良い子ぶらないでよ!嘘つき!嘘つき!」
私の肩をつかんで、ゆさぶりながら叫ぶ相手。
ギャンギャン吠える吉田さんを見ながら、同じ吠えるならポメラニアンの方が可愛げがあると思う。
〔★吉田に比べ、凛のメンタルには余裕があった★〕


