彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「お聞きの通りですので、わが君~あなた様に、GREATSTAGEの人間が接触してきたことを秘密にしていた件は、どうかお許しください・・・!」

「つなぐ・・・」



目を潤ませながら、迫真の演技で頼んでくる忍者。



「僕もつらかったんですよぉ~わが君に黙ってるなんて!わかって下さいますよね!?」



しらじらしいことをいう忍びに呆れつつも、私も一芝居打つ。



「・・・うん!ヒミツとか、内緒とか、隠してたこと、みんなの優しさだとわかってるから、気にしないで下さい。」

「さすが、わが君♪黙ってた僕らへの配慮、痛み入ります♪」

「凛さん、ありがといございます!一生ついていきます!」

「だからリンリン大好き~!」



口々に何か言ってるけど・・・とりあえず、ごめんよ、つなぐ。

君の言葉だけは、信じきれない。



(だから今後も、密告者役よろしく。)



〔★凛は、つなぐのあつかいを割り切った★〕



話がまとまったところで、カンナさんが切り出した。



「凛、このまま『GREAT STAGE(ぐれーとすてーじ)』を見過ごすつもりはないよな?」

「カンナの言う通りだぞ!凛道オメー、『GREAT STAGE(ぐれーとすてーじ)』をどうする気だ!?」



円城寺君の怒声に、私は淡々と答える。




「ゴミはゴミ箱へ、だ。気に入らねぇから、サツにお持ち帰りしてもらいます。」

「はあ!?りんどー、埼玉県民をバラさんに売る気か!?」

「バラさんじゃない。埼玉県警に持って帰ってもらう。」

「埼玉県警!?」




私の返事に、悠斗君だけでなく、何人かが困惑気味な表情を見せる。