「カンナにも、みんなにも、不実な真似はしない。これからも凛道蓮を信じてほしい。」
「・・・ばか!わーってるよ、4代目っ!真田先輩には負けるが、これでも凛のこと、よくわかってるつもりなんだからな!?」
「ありがとう!僕もカンナさんのこと、もっとわかるように努力していきますから!」
「たく・・・しかたねぇーから、いろいろ教えてやるよ?」
どちらともなく、手を差し出して握り合った私とカンナさん。
友情の重みをその手にしっかりとにぎりしめる。
「オイイイ!!なんで手ぇ握り合ってんだよ!?離れろ、離れろ!」
グイっ!
「わっ!?」
「ゆ、悠斗!?」
「ベタベタすんなよ馬鹿!真面目な話してんだろう!?」
私とカンナさんの間に割って入ると、鼻息荒く怒る悠斗君。
時々、悠斗君、こんなふうになるんだけど・・・これ、なんて言うっけ?
喉まで出かかってるんだけど、わかるようでわからない彼の気持ち。
〔★凛はわかりそうで、わからないでいる★〕
「そこまでにしろや、悠斗!凛道から、許可してねぇって証言とれればそれでいいんだからよ!」
「凛クンの日ごろの行いからして、あんな三流を保護するとは思ってねぇーよ。」
「円城寺君、秀君。」
対照的な態度の2人だったけど、私を信じてると言ってくれる爆裂団コンビ。
「ウェイウェイウェイ!俺だって、最初からリンリン信じてた系!俺のリンリンがそんなことするわけないジャーン!?」
「誰かオメーの凛さんだ!?俺の方がもっと信じてましたよ、凛さん!あなたは女にうつつを抜かす男じゃないって!」
「可児君、ちーちゃん。」
真逆の性格の2人だけど、私の無実を信じてくれていた東山の男子達。
「全員一致の意見でしたので~わが君には内緒で、永山を追い払いました~!ねぇ、悠斗殿、カンナ殿?」
「それは信じるけどよ!この状況でカンナとベタベタするとか、マジ信じらんねぇ!」
「ベタベタしてねぇよボケ!!あたしは凛を信頼してるだけだっての!!」
みんなの意見をまとめるように言う津名久に、同意するカンナさんと悠斗君。


