彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




凛道蓮の呼びかけで、龍星軍メンバーが集まった。

お店が開店してることもあり、和室をお借りしての集会。





「以上が、ここまで起きていることだ。」





瑞希お兄ちゃんから聞いた『GREAT STAGE(ぐれーとすてーじ)』の話をみんなに伝える。

『GREAT STAGE(ぐれーとすてーじ)』が、鳴海瑠華さんにからんだこと、埼玉県警がきてることも話した。

グループラインで招集をかけた時、私以外の龍星軍メンバーは、『GREAT STAGE(ぐれーとすてーじ)』の件を話し合ってたと思われる。

凛道連には内緒ということもあり、誰も、永山が訪ねてきたことを私には教えてくれない。

集まるのだって、みんな一緒にじゃなく、バラバラで、時間差をつけて来てくれた。

瑞希お兄ちゃんには怒られたけど・・・これがみんなの思いやりなのだと思いたい。

だから、凛道連には内緒ルールが解除されるまで、みんなから『GREAT STAGE(ぐれーとすてーじ)』と永山の話してくれるまで待つのが、私からみんなへの配慮だと思う。





「うちの縄張りに、『GREAT STAGE(ぐれーとすてーじ)』って半グレだか暴走族だかわからねぇ埼玉県民が来てる。」



4代目モードで話せば、真っ先にヤマトが声をあげる。



「うははは!『GREAT STAGE(ぐれーとすてーじ)』ってなんやねん!?」



知らないふりしてくれてる相手にあわせて説明した。



「インターネットを使った裏カジノしてる娯楽施設だ。鳴海瑠華が働いてる店の近所に、最近新しくできたんだ。」

「うははは!それでかいなー!龍星軍に接触してきた意味が分かったわー!なぁーみんな!?」

「ば、馬鹿!」

「五十嵐コラ!」



(え?もう凛道蓮にバラすの?)



ヤマトの言葉に、可児君や円城寺君達が焦り、私は内心呆れる。





(まぁ、情報共有するなら、この場で話すのがベストだよね~)

「接触って、どういう意味ですか?」

「わりぃ、凛。」





知らないふりをしながら聞けば、ばつが悪そうにカンナさんが言った。