彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「つーか、サツにチクったところで、テメーも法律違反のかけ事視点だから、つかまっちまうだろう?そうなると、自分の悪事がバレちゃ困るから言わないだろう。つーか、それでもかまわない奴を連中は選ばねぇさ。」

「なんか・・・市場の競り(せり)みたいですね。」

「それな。早い話が奴隷市場だ。GREATSTAGEには、闇カジノらしく、負けて借金返せない客を買い取るバイヤーが店に常駐してるいるらしい。」

「勝負がつき次第、直送できるって仕組みですか!?」

「ムナクソ悪いが、大正解だ、凛。あと、確定したわけじゃねぇが・・・・ダマして借金させた奴らの中から、使い捨ての手下として使えそうな奴を、GREATSTAGEの店員としてノルマ付きで働かせてるって噂がある。」

「え!?使い捨ての手下??」

(手下はわかるけど、使い捨てって?)



「わかりやすく言えば、オレオレ詐欺する奴らの中で、ダマした奴から金を受け取りに行く係みてぇーな立場の奴だ。」

「えっ!?それって・・・」

「おう。一番つかまりやすい奴。早い話が、下っ端の中でも使い捨てになっていい存在。次の補充がきく上に、一番悪い黒幕は捕まらねぇーて仕組みだ。」

「ひどいですね!?」

「そうだな。どうすれば人が集まるかわかってるから・・・店に来るように仕向ける。店に来て、ゲームの新規登録や初ログインをすれば、現金と同じ価値があるマネーポイントがもらえるようにする。友達を紹介すれば、それもまたマネーポイントになる。奴らがやってるゲームセンターはそういう場所だ。」

「ずいぶん、だいたんですね・・・!?」

「表向きはゲームセンターってことになってるからな。客の年齢層を低くしつつも、閉店時間を18時にしてる。」

「18時!?早いですね・・・」

「だから、警察もうるさく口出しできねぇーし、あやしまれねぇーってこと!店じまいが早いと、まっとうな商売してるって錯覚するだろう?」

「確かに・・・違法な商売してるとは思えません。」



〔★店じまいが早めとしか思われない★〕