彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「え?お兄ちゃん、パチンコするんですか?」

「皇助に誘われた時、たまにな?凛はするなよ?得するような錯覚が起きるだけで、やるだけ無駄だ。もうけにならない。」

「パチプロと言う方達は、どうなるんですか?」

「芸能界で成功した奴らと同じようなもんだ。パチンコで食ってくってことは、そんだけリスクと幸運がなきゃできないんだよ。・・・するなよ?」

「しませんよー!」



瑞希お兄ちゃんがダメって言うなら、しませぇーん♪



〔★良い子のみんなもしない方が良い★〕



話を聞いて納得したが、ふに落ちなかったので聞いた。



「瑞希お兄ちゃんが、僕に黙ってた理由は何ですか?」



凛道蓮に隠す理由にしては弱い。

まだ、なにか隠してそうな気がする。



「・・・。」

「瑞希お兄ちゃん。」

「中途半端はするな、瑞希。」

「え!?その声は烈司さん!?」

「烈司!?いつの間に!?」



背後から聞こえた声に素早く振りむけば、火のついてない煙草をくわえた先輩がいた。



〔★男前のヘビースモーカーが現れた★〕



「瑞希~ラスベガス旅行まで話したなら、もう全部言うしかねぇーんじゃねぇーの?」

「おま!?そこから聞いてたのか!?」

「まぁまぁ。俺がいつから潜んでたかは置いといて~教えたげろよ。凛たん信じてさ~?」

「俺はいつも凛を信じてんだよ!!」



烈司さんにうながされたこともあり、本当に渋々という顔で瑞希お兄ちゃんは言った。



「永山がやってるインターネットカジノは―――――――『何でもありの未成年をターゲットにした違法な闇ネットカジノ』でもある。」

「何でもありの未成年をターゲットにした違法な闇ネットカジノ!?」



え!?未成年のカジノって・・・!?



「未成年が堂々とカジノしても、いいのですか!?」

「ダメだね、凛たーん♪」



答えてくれたのはヘビースモーカーのお兄さん。



「今年の夏は、凛たんによるMESSIAHが目立ったせいで上手く陰に隠れたが・・・未成年相手に、ネットで違法なカジノして、がっつり稼いでるらしいんだ。」

「え!?烈司さん・・・どこでその話を聞いたのですか?」

「俺の後輩が、相談してきてさ~」

「烈司さんの後輩さんが?」

「昔の仕事のな?」

「それならあたしも、相談受けたわ。」

「え!?その声はモニカちゃん!?」

「モニカ!?いつの間に!?」



再び背後から聞こえた声に反応して、素早く振りむけば、良い香りのする女の先輩が立っていた。



〔★美しいオネェさんが現れた★〕