彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「日露戦争後に北海道とかで、良い軍馬を育てるっていう理由で牧場を作って、それが進化して金をかける競馬場になったんだ。」

「とんでもない進化ですね!?・・・あれ?軍馬ってことは――――――政府が協力して、競馬場にしたってことですか?」

「協力じゃなくて、黙認だな。」

「黙認?」

「日露戦争で日本はロシアに勝ったが、ロシアから賠償金が取れなかった。日清戦争ではしっかりとれてたから、軍人も国民も期待してたんだけど、働き見合うだけの見返りがなかった。」

「知ってます!それで国民の不満が高まったんですよね?」

「そうだ。そんな国民の不満を、馬の娯楽で誤魔化すために、日本政府は黙認したって言われてる。」

「え・・・?今流行の、問題のすり替えですか?」

「流行って言うか・・・昔から、逃げの一手で使われてるのが、問題のすり替えだな。カジノ誘致立候補の北海道の苫小牧がどんな場所かわかるか?」

「ジャンボスイートポテトの美味しい場所ですよね?」

「そうだけど、カジノ的にどんな感じかわかるな。」

「わからないです。」

「北海道の苫小牧は、日露戦争後に軍馬の育成牧場から競馬場になった場所だ。1938年ぐらいに競馬場は閉鎖されたが、戦後の1946年にアメリカ軍の指示で進駐軍競馬に・・・元の馬券発行する競馬場に戻っちまった、いわくつきの場所だ。」

「偶然にしては恐ろしい!」

(まさに、歴史は繰り返されるってこと!?)



〔★説得力のある説明だった★〕