「ある意味、お金渡すよりも、高くついてませんか!?その賞品!?瑞希お兄ちゃん、そんなお金の使い方して、大丈夫なんですか!?」
「大丈夫だって。俺に痛手はねぇーよ。ほとんど伊織の財力で実行できたからな。」
「獅子島さんが痛手じゃないですか!?」
「そっちも大丈夫だ。あぶく銭の分しか使ってねぇーって言ってたからよ。」
「前々から思ってましたが、獅子島さんって、絶対に大金持ちでしょう!?」
「ははは!それは本人に聞いてみー?」
「いえ、(瑞希お兄ちゃんのことじゃないから)そこまで個人情報を探る気はございませんので。」
「そうかー?別に凛になら、簡単にしゃべると思うぜ?」
「ちなみに優勝した人って、1人だけですか?」
「あ~・・・・覚えてねぇけど、1人じゃねぇな・・・何人かいたな。」
「そこは覚えておかなきゃダメじゃないですか!?」
「コラコラ、お兄ちゃんだって、まるっきし忘れてるわけじゃねぇーぞ?ギャンブルで失敗したギャンブル依存症の奴に、戦争に行って精神やられた奴、自己破産した奴、難民になった奴、テロ被害者とか、どういう事情で地下住民になったかは覚えてる。」
「あ、そうでしたか。それは――――・・・・・え!?地下トンネルにいるのは、ギャンブルで失敗した人じゃないのですか!?」
「言っただろう?【ラスベガスは野生で暮らすのに良い条件】だって?あの地下トンネルには、いろいろな理由でラスベガスに流れ着いて暮らしてんだよ。」
「いろいろすぎるでしょう!?」
「それが世間ってもんだ。つーことで、地下トンネルを出てやり直してぇって希望した奴らを地下住民になる前の人生に戻したってわけ。」
「どんなドキュメンタリーですか!?」
〔★手伝うレベルがすご過ぎた★〕


