「いや、行くつもりはなかったんけどよ、皇助の馬鹿が~『やっぱりカジノをやりたい!』ってほざきやがって、カジノ店の入場制限を、ごまかし上等で強行突破しようとしたんだ。」
「ダメじゃないですか!?」
「おう、ダメだったぜ。ラスベガスの入場規制チェックはガチで厳しすぎだったな~あやうく、お縄になるところを伊織がなんとかしてくれて、俺らと伊織で謝りたおして勘弁してもらったんだ。」
「獅子島さんに、一番迷惑かけるとか、あとが恐ろしいのでは!?」
「うん、恐ろしかったな。伊織の提案で、反省部屋に送り込む感覚で、地下トンネル行きを実行したからな。」
「は、反省べ・・・!?ええ!?な、なんですか!?『ラスベガスの地下トンネル』ってなんですか!?穴掘りでもさせたのですか!?あ、工事現場の仕事ですか!?」
「ははは!工事現場じゃねぇーよ!凛はラスベガスのトンネルの知らないのか?」
「ご教授下さい!」
「じゃあ、ご教授すっと~他人の助けを借りずに、自力で生活できる奴だけが暮らせる地下空間だ。」
「自力で生活??」
「言い方が悪いが、ホームレスワールドだと思ってくれ。」
「無職の世界!?ラ・・・ラスベガスにホームレスがいるんですか!?」
お金持ちしか集まらないというイメージしかなかったのでびっくりした。
そんな私に、瑞希お兄ちゃんは苦笑いする。
「当たり前だろう?むしろ、ああいう場所だからいる。カジノで負けて無一文になれば、即席のホームレスのでき上がりだ。」
「即席ラーメンが出来たみたいな言い方をしないで下さいよ!?例えが上手くて素敵ですが!」
(教え上手なところは、さすがは私の愛する瑞希お兄ちゃんね~!)
ブラックジョークも素敵だけど、話の内容は素敵じゃなーい!
〔★悲しくなる話だ★〕


