「親御さんが介入すればなかったことにできるんですね~」
「その通り。四代目ちゃんみたいに、知らないガキの方が多い。」
そう言ったのは闇金のおじさん。
「ガキの中には、未成年が単独で金を借りれないとわかっててやるこざかしいのもいる。一番よくあるのは、親のクレジットカードを持ち出して使うことだ。」
「あ、それは可能性ありそうですね・・・」
「ありまくりだぜ?親や身内のカード盗んで使ってる奴は2パターンに分かれる。1つは内緒で使ってるうちにやばくなって自分からは騎乗して、取り消しを申し出てもらうパターンだ。もう1つは、親バレが怖いからって、ジジババのクレジットカードで、物を買って現金に変えて返済してで、金の借り入れと返済を繰り返す『自転車操業』におちいっちまうパターンだ。」
「あの、さっき見せて下さった画像の男女・・・未成年なんですよね?今はお話しされた2パターンに当てはまるのですか?」
「いいや、普通に本人名義で金を貸した。」
「え!?未成年の取り立てるのは違法なのに、なぜお金を貸したのですか!?」
「言っただろう?『条件をクリアしてた』って。」
(条件って・・・??)
「あの・・・さしつかえなければ、その条件というのを教えて頂けませんか?」
「さしつか・・・?ははは!お上品な言葉を使いやがる。まったく・・・調子くるうな。本当にヤンキーかよ?」
「俺の弟に文句あっか、コラ?」
「お兄ちゃん!僕は大丈夫ですって!」
「噂通りのブラコンだな?」
「はい!瑞希お兄ちゃんは、世界一のお兄ちゃんですから!!」
「ぶっ!はははは!たく・・・参ったな~こりゃあ・・・」
そう言うと、私とお兄ちゃんを交互に見てから闇金のおじさんは告げる。


