彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「知らねぇーな。凛は?」

「知らないです。」

「聞いた通りだ。知らねぇーってよ!つーか、ガキに相手に金貸すとかアホなのか?」

「条件をクリアしてたんだから仕方ねぇだろう。」

「条件、ですか?」

「そうだよ。」



ムスッとした顔で言う闇金のおじさんは言った。



「オメーらもわしらより、知識のない未成年を脅して、借金させてる奴らを取り締まってくれや。」

「え?脅すって・・・?」

「なんだそりゃ?」

「知らねぇのか?」



私達の問いに、たばこを取り出して加えながら答える闇金のおじさん。



「龍星軍のシマで、未成年のガキに金を貸して、きつい取り立てをしてる奴らがいるんだぞ?」

「ええ!?そうなんですか!?」

「そうだ。」



思わず聞き返せば、たばこに火をつけ、煙を吐きながらつぶやく。



「このままだと、死人が出るぞ?」

「え!?」

(死人!?)


「み、瑞希お兄ちゃん、死人って―――――!?」



ビックリして、思わず瑞希お兄ちゃんを見る。




「意味わかんねぇな。」




しかし彼は、私を見ることなく、初代龍星軍の総長の顔で言った。



「未成年が単独で、金借りれるわけないだろう?クレジットカード持ちだしたとしても、親の承認なしに借りた金は、返済の義務はない。貸した奴の貸し損だろう?」

「え!?そうなんですか!?」

「そうだ、凛!親が取り消しを申し出れば、契約をなかったことに出来る。それでもしつこく、金返せって言う業者には、監督行政庁に通報すりゃあいいだけの話だ。」

「そうでしたか・・・知らなかったです。」

(瑞希お兄ちゃんのおかげで、また1つ賢くなれたかもー♪)

だから好きスキすき♪大好き♪



〔★凛の知識が増量された★〕