「小僧ぉ!!なにしてくれとんじゃぁー!?」
「え!?紙飛行機を知らないんですか!?大丈夫ですか・・・?」
「真面目に心配すんなボケ!馬鹿にしてんのか!?紙飛行機ぐらい知っとるわい!そうじゃねぇだろう!?なに、お空に放ってくれとんじゃ!?」
「す、すみません!借りる予定がないとしても、闇金さんの名刺をもらうのは・・・・正直、迷惑で・・・」
「だったら断れよ!?飛ばすなよ!?」
「そんな空気じゃなかったじゃないですか?それに紙飛行機に使うにしては、紙の素材が重かったみたいで・・・あまり飛んでないです。ほら、足元に落ちてます。」
「やかましいわボケカスコラ!!拾え!」
「はい、どうぞ。」
「拾ったのをわしに返すな!!」
「いや、断れって言われたので、今から受け取るのを断ろうと思って・・・」
「噂通りのムカつくガキだな!?ジャック・フロストが!」
「あなたに笑顔は見せてませんよ?」
「ああいえばこう言い、こう言えばああいうところがムカつくガキだろう!?」
「だったら、話しかけなければいいのに・・・」
「てっめぇ・・・!!」
〔★凛のぼやき、相手はイライラしている★〕
「お前やっぱり、ガキ共をかくまってんだろう!?」
「だ、だから、かくまってないですよぉ~」
「なにしてんだっ!!?」
私達2人の口論に、第三者の声が響く。
(このお声は!?)
聞きなれた心地の良い音程!
あの人しかいない!
「瑞希お兄ちゃん!」
「真田瑞希・・・」
(やっぱり瑞希お兄ちゃ~ん!)
愛する元ヤンのお兄様!
「凛!」
せっぱつまったようなお声で私を読んで下さるお姿・・・たまらなーい!
「瑞希お兄ちゃ~ん!」
「凛っ!」
素早く駆け寄って抱き付けば、両手でギュッと抱きしめてくれた。


