彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




〈・・・話し合いは決裂ですね。〉

〈ケッ!ヤンキーのヤリマンが偉そうに!〉

〈オーナーには、もっと高級な女がふさわしいです。〉

〈だよなー!?おい、いつもとは違う女達呼べよ!気分変えなきゃ仕事になんねぇーわ!つか、この店、なんこつの唐揚げ、大盛に出来ねぇのかよ!?〉

〈はい、いつもとは違う気弱な娘たちをご用意してます。軟骨のから揚げの件ですが・・・オーナーはこの後、Aランクの焼肉屋に行かれるんでしょう?ここで腹を満たされるのはよろしくないと思ったのですが?〉

〈ぷっ!はははは!それもそうだなぁ~!俺が行くこと、焼肉店に連絡しとけ!〉

〈かしこまりました。今後、凛道蓮の件は、どうしますか?〉

〈あん!?使うに決まってんだろう!?あのガキを利用しない手はねぇだろうが!?つーか、んなこと聞いてんじゃねぇぞ、ボケ!〉

〈失礼致しました。〉

〈まったくだぜ!ちゃんと考えろよ!それがお前の仕事だろーが!?〉

〈はい。では、こちらで手はずを整えます。〉

〈おう、必ず凛道を引きずりだぜ!〉

〈仰せのままに。〉



(・・・・嫌な組み合わせね。)



わがままなお坊ちゃまと優秀な付き人みたいな関係だわ。

いや、こいつらのコンビも嫌だけど~



(凛道蓮を巻き込む気満々なところが嫌だ・・・!!)



〔★一番いやなポイントと言える★〕



せっかく、可児君と円城寺君達が断ってくれたのに、こいつらはあきらめてない。



(・・・・・・・これはまた・・・・・・・トラブルの予感?)



そう思った時、通話中の電話がきれた。